
一級建築士の資格学校さがしてるんだけど、総合資格と日建学院どちらが良いの?
この悩みにお応えします。
一級建築士の2次試験が終わりひとまずホッとしている方も多いのではないでしょうか。
また、来年の受験にむけて資格学校選びを始めた方も多いのではないでしょうか?

1級建築士試験に合格した僕が総合資格・日建学院を様々な分野ごとに比較してみたよ!
本記事の内容
- 総合資格・日建学院の受講料比較
- 両校の合格実績
- 講師システム
- 講義時間・講義回数
- テキスト
- もう一つの資格学校TACとは?
- 個人的な感想
- 比較まとめ
総合資格・日建学院の受講料
まずは一番気になる受講料についてです!
総合資格学院
2021年度 1級建築士学科対策講座 800,000円+税
2021年度 1級建築士設計製図講座 480,000円+税
1級建築士ストレート合格コース: 1,150,000円 +税
日建学院
2021年度 1級建築士学科本科コース 650,000円+税
2021年度 1級建築士学科本科コース 450,000円+税
合計 1,100,000円+税
2021年度 一級建築士学科スーパー本科コース 740,000円+税
※標準開校日:2020年11月中旬 ※Web講座配信開始:2020年2月上旬

どちらも100万円超えてて高いなぁ。
受講費用を見ると両校にあまり差が無いようです。
僕が通っていた総合資格では、GW等の連休に追加料金で受講する追加特別講座がありました。
この特別講座では、授業では取り扱わない範囲の内容や毎年の傾向から厳選された項目の授業を行っています。
それが1教科2万ぐらいだった気がするので、全部受講するとかなりの増額になるので注意してください。
GWや長期休みに開催される特別講座については、苦手な科目のみ受講することをお勧めします。
合格実績
両校とも同じ基準で実績を発表していませんので比較は出来ませんでしたが、総合資格の実績を基にすると合格者の6割が総合資格のようです。
どちらのサイトを見ても良いように実績が書いてありますので、どちらが良いかは判断する力が求められますね。

比較する基準が異なるので、比べ用が無いね。。。
講師システム
学科については、特に大きな違いはないかと思います。
製図の講師システムが両校の1番の大きな違いです。
総合資格は、担任制で基本的に1人の講師が10人ほどのグループを担当するシステム
この方法では、受講生は講師を選ぶことができない為、当たり外れがあります。
実際に私のクラスでも講師との相性が合わず他校に転校している人もいました。
日建学院は、複数の講師がローテーションで講義を行うシステム
このシステムだと、相性の良い講師に聞きに行けるメリットがありますね!
講義時間・講義回数
学科試験時は、総合資格は週一。日建学院は週ニ。
なので、単価で見ると日建学院が安いですね。
製図試験時は、総合資格は9時〜20時。日建学院は9時〜18時。
総合資格は、20時に授業が終わり、その後担任からの講評・授業があるので、結局終わるのは、22時頃でした。。。

総合資格の製図の授業は丸一日授業でメンタル的にも、体力的にもしんどかった⤵︎
テキスト
日建学院のテキストは、建築資料研究社という出版社が出しており総合資格との違いはテキストの見やすさです。
日建学院のテキストは出版社が出しているということもあり、図や写真がきれいに配置されています。
テキストの読みやすさは、効率よく勉強するためには重要な要素になります。
文字が多いテキストが好みの人もいれば、図や写真が多いテキストが理解しやすい人もいます。
勉強中に一番長い時間向き合うものになりますので、じっくり自分にあったものを選ぶことをおすすめします。
総合資格・日建学院にそれぞれ行った際にテキストを見せてもらい自分にあった方を選ぶようにしましょう。
総合資格のテキストでオススメは、トレイントレーニングです。
総合資格生は「トレトレ」と読んでいるもので、ポケットに入る小さいサイズのテキストに、過去問がカテゴライズされて掲載されて通勤などの移動中に読むことができ効率よく過去問に取り組めます。
TAC

総合資格や日建学院の授業料が高すぎると感じる方に、格安で通える
もう一つの資格学校【TAC】を紹介するよ!
TACは総合資格・日建学院の半分の価格で受講できる資格学校になります。
TAC受講費用
学科 ¥337,000(10%税・教材費込)
製図 ¥174,000~¥225,000(10%税・教材費込 )
合計 ¥511,000〜562,000(10%税・教材費込 )
但し、WEB講義やビデオブースでの受講がメインになるらしいので自己管理できる人にはオススメです。
その場で質問出来ないことがデメリットになりますね。
個人的な感想
個人的な感想ですが、学科試験の講義については総合資格・日建学院に大きな差は無いように思えます。
製図試験対策としては、総合資格の方が受講時間が長いこともあり様々なパターンの問題に触れることができました。
講師システムの違いが大きいですね。相性が合わない講師だと授業内容のインプットも悪くなります。
合格の割合が総合資格が6割を超えるということは、受験者の大半の割合を総合資格が占めているということになるので、やはり総合資格に通うことが合格への近道になるのでは無いでしょうか。
総合資格・日建学院の比較まとめ
一級建築士の受験は、長い時間と多額の授業料を費やすことになります。
資格学校を選ぶ際は必ず両方の資格学校を比較してみて(体験授業の受講など)自分に適しているところを選ぶべきだと思います。
一級建築士を勉強してた時の記録がありますのでこちらもぜひご覧ください