
自転車の塗装を補修するのに簡単な方法無いかな?
そんな悩みにお応えします。
本記事では、僕の愛用している自転車の塗装補修を行った方法を写真と共に紹介します。
本記事の内容
- 愛用ピストバイク紹介
- ピストバイクの状態確認
- 塗装補修方法
- 実際に補修してみた
- まとめ
- 次回のカスタム
目次
ピストバイク紹介
今回は、僕の愛用しているピストバイクをカスタムしていきたいと思います。
僕が乗っているピストバイクは2014年に購入した、2014年モデルFUJI(フジ)のFEATHERでここ1,2年ほとんど乗れていませんが6年以上愛用しています。

FEATHERはシングルスピード(ギアチェンジなし)のシンプルなピストバイクで、主張す気ないデザイン・カスタムのし易さから初心者にとってもオススメの一台です。

僕の1台目のピストバイクです!
ピストバイクの状態確認
愛用しているピストバイクですが、ここ3年は屋外で雨風に晒される場所に停めてあったので状態は非常に悪いです。



所々塗装は剥がれ、パーツは錆び付き、タイヤも劣化・パンクしたままで乗れる状態ではありません。
塗装が剥がれワイヤーも切れかけてます。
まずは、パーツカスタムの前にこのボロボロのフレームの塗装補修を行っていきます。
自転車の塗装補修方法
自転車フレームの塗装補修方法を紹介します。
補修方法は、大きく分けると業者に依頼する方法と自分で補修する方法の2種類があります。
その1 業者に依頼する
1つ目は、業者に塗装補修の依頼する方法です。
メリットは、新車を購入した時のように細部まできれいに補修してくれます。
ただ、でもメリットとしては価格!
1台分単色ペイントで2万円台〜が相場なので、本当に大切にしている高級自転車では無い限りこちらの方法を選ぶ方は少ないのでは無いでしょうか。
その2 セルフ補修
2つ目は、自分で補修する方法です。
業者ほどきれいに補修することは出来ませんが、小さい傷であれば目立ちづらくなります。
価格も業者に頼む1/10程度で出来ますので、今回はこちらの方法でフレームの塗装補修を行っていきたいと思います。
準備するものは以下の通り、どれもAmazonで購入できるものです。
準備する物
- マスキングテープ
- うすづけパテ(車ボディ用)
- サンドペーパー(320番・600番)
- 車用タッチアップペン
- マイクロファイバーウェス
- シリコンオフクリーナー
実際に補修してみた
今回補修する傷がこちら!

塗装が剥がれ、クロモリのフレームが錆び付いているのがわかります。
手順1 下地処理
サンドペーパー(320番)で補修部分の塗装膜やサビなどをキレイに落としていきます。
研磨後は、マイクロファイバーウェスで磨いた箇所をとその周辺をよく拭き、磨きカスや汚れ、油分を取り除きます。

脱脂には、シリコンオフクリーナーを使います。この作業を行うことで塗装がのりやすくなります。
手順2 パテの塗りつけ
うすづけパテを付属のヘラに出し、キズに沿って埋め込むように薄く平らに塗ります。
一度に塗る暑さは、1mmを目安に塗ってください。
パテを厚く塗るとパテの内部は乾燥しづらくなるので、厚塗りする際は複数回に分けて行ってください。

マスキングテープをキズの周りの汚したく無い部分に貼ると初めての方でも簡単に濡れるのでオススメ!

手順3 パテの研磨・仕上げ
パテの乾燥を確認してから、サンドペーパー(320番)で水をつけながらボディ面と段差がなくなるまで研磨します。
段差が無くなったら、サンドペーパー(600番)に水をつけて補修部分全体を研磨し、表面を滑らかに仕上げる。
手順4 塗装
ボディーペンを使用して色を塗っていきます。
フレームの色はオレンジなので近しい色を探しましたが、そもそもオレンジ系がニッサン用A30(マンゴーオレンジ)しかなかったのでこちらでタッチアップします。
「塗る」というよりも、筆先でトントンと少しずつ色を置いていくようなイメージでやると液だれせずキレイに塗ることが出来ます。

1次塗りのオレンジが乾いたら仕上げに、クリアを塗っていきます。


どうでしょうか?ちょっと色が違いますが、傷が埋まり目立たなくなったと思います。
作業時間は、パテの乾燥時間1時間を入れても合計1時間半ぐらいでした。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、自転車の塗装補修を自分で行ってみました。
Amazonやホームセンターで買える車用の材料で簡単に補修することが出来ますので、長年乗った自転車のケアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
次回は、ボロボロになったハンドル周りをカスタムしていきたいと思います。
