
ゼネコンで働いているけど忙しすぎるし転職しようかな。
現場監督・施工管理しかやったことの無いんだけど、どんな転職先があるの?
こんな悩みにお答えしまします。
本記事の内容
- ゼネコンからの転職先紹介
- ゼネコン
- ディベロッパー
- ハウスメーカー
- 不動産仲介
- 公務員
- 異業種
- まとめ

この記事を書いている僕は、大手ゼネコンで施工管理として7年働いていました。
ある時に殺人的な忙しさから抜け出して、人間的な生活がしたいと考え1年発起で「一級建築士」を取得し転職活動をしました。その際に調べた事をまとめて書いています。
忙しさで思考停止になってしまっている方の参考になればと思います。ゆっくりご覧ください。
現場監督・施工管理からの転職先
ゼネコン

現場監督・施工管理は人手不足ですので、他社に転職するのは難しいことではありません。
しかし、ゼネコンから転職を考えている方の多くは、今の現状(労働環境・年収面)を変えたいと考えている方だと思います。
中小ゼネコンから大手ゼネコンに転職する場合であれば年収アップは考えられますが逆は厳しいです。
同業他社に転職するのは、比較的簡単ですが、今までと同じような労働環境で働く自分を想像してみてください。
せっかく転職しようと思い立ったのであれば、他の選択肢を考えてみましょう。
ディベロッパー

ディベロッパーとは、新築マンション開発、都市開発、リゾート開発などを手がける不動産会社の事を指しゼネコンに仕事を発注する側になります。
ただ転職先としては、狭き門になります。ゼネコンに比べると業界の平均年収は高めです。
三菱地所・三井不動産・野村不動産・森ビルといったような大手ディベロッパーは、ほとんど中途採用を募集していないので転職するのは難しいでしょう。
ハウスメーカー

ハウスメーカーは中途採用を積極的に行っています。
業界の現状としては、2030年までの今後10年間新規住宅着工件数は少子化・核家族化による人口減少で減り続けると予想されています。
ハウスメーカーの主な仕事として、戸建ての施工管理と営業があります。
施工管理は、ゼネコンとは異なり1軒当たりの規模は小さくなりますが1人で複数の物件を担当することになるので業務量的には変わりません。
担当している物件で施工ミスや事故が起きれば施工管理者であるあなたの責任になりますので、現場を離れる間も常に目を光らせなければなりません。
バリバリ営業して「成果に見合った報酬が欲しい」という方には、ハウスメーカーの営業はオススメの転職先です。
自分で契約をとれば、その分基本給に上乗せされるので施工管理と全く違うBtoCを感じる事ができます。
転職先としてハウスメーカーを選ぶ際の注意点としては、離職率の高さです。
離職率は非常に高く正確な数字は出ていませんが、3年以内に50%と言われております。
離職率が高い要因としては、営業ノルマが厳しい、休みが暦通りにならない(顧客)次第、残業が多い。

中途採用の募集数が多いのは離職率が高いからというのも頷けますね
不動産仲介

ゼネコン・ディベロッパー・ハウスメーカーに勤めていて、不動産仲介業に転職する人は多いです。
ゼネコン・ディベロッパー・ハウスメーカーに勤めている方は建築に関する知識・経験があるので採用されやすいという傾向があります。
しかし不動産仲介業界も、歩合制(基本給+歩合給)になるので生活が安定せず離職する方が多いのもこの業界の特徴です。
不動仲介業界に勤めると必要不可欠なのが重要事項説明業務を行うための「宅建資格」です。この業界に転職希望の方は、転職活動前に「宅建資格」を取得しましょう。
公務員

公務員のメリットは安定と思っている方も多いと思いますが現実は違います。
仕事の忙しさは、配属部門・部署によって異なります。
安定していてのんびり仕事している部署もあれば、ゼネコンと同じように朝から晩まで仕事というような部署もあります。
やりがい・モチベーションという面では、ゼネコンで働くときよりも下がることは間違いないと思います。
周りは定年まで仕事をこなす事しか考えていないので、その空気に流されない事が必要です。
異業種

ゼネコンの現場監督・施工管理からの転職先は、現場監督・施工管理しかないと言われるほど異業種への転職は難しいです。
異業種で働きたいという方は、1日でも早い方が良いので思い切って行動しましょう。
私が、転職先を探していた時に転職先の候補としていた1つが、メーカーの不動産部門です。
主には、大手の食品メーカーや機器メーカーといったところです。
理由は、大手であれば給与面で不安も少なく、他の業界を学びつつ建設業を広い視点で見たいと思ったからです。

どうしても建設業に勤めていると狭い視点になってしまうので。。。
ゼネコン現場監督・施工管理から転職先のまとめ

いかがでしたでしょうか。
現状やこれからの自分のキャリアに不安を感じる方は、まずは転職エージェントに登録して自分の市場価値・評価を客観的に見る事から始めましょう。
自分の人生は、自分で決めるものなので転職を考えている方はすぐ行動しましょう。